2013年5月15日水曜日

八重山巡り 3日目 〜さわやか荘〜

今回の旅はなるべくその土地を感じられる宿にしよう。
というテーマがひとつあります。
ので、泊まるのもできれば民宿。

ということで今宵の宿は「さわやか荘」。
今日と明日お世話になります。

特に今日のようにいっぱい歩いて疲れた体には和室が最高っ!
畳にゴロンと寝転ぶ。窓の外はジャングル。



「民宿の食事」ってのがホント美味しいんですよね〜。
地のモノの食事。好きです。
この緑の葉っぱ「オオタニワタリ」。これがまた美味。
我が家にも生えてくれたらなぁ。


隣に座った東京からの一人旅のKさん。劇団四季フリークらしい。
私の嫁っ子さんも元劇団四季だったこともあり、四季話で盛り上がる。

Kさん、明日はシュノーケリングをやる予定との事。
・・・もしやそこでも一緒だったりして!?


しかしこの「さわやか荘」のスタッフの皆さん若いなぁ。

その後、島の端々で感じる事になるのですが、
若い人が思いのほか多い!
もちろん地元の人もいるのでしょうが、本州各地から移住して来ている人も多いそうな。

とっても良い事だと思います☆


あ!全く別件ですが、部屋にゴキブリが出まして。
「殺虫剤ありますか?」と、宿の人に問うたら、
「殺虫剤ですかぁ〜。ん〜。無いですね〜。」
とのことでした。
まぁ虫なんてあたりまえなんでしょうな^m^

その後、結果的には事なきを得ましたが^^;



夜、外を散歩すると道路をカニが横切ります。
ああ、西表島なんだなぁ。






八重山巡り 3日目 〜由布島〜

「この車何だか重たいなぁ」
と思いつつ島をぐるりと走ります。

だいぶ経ってから気付きました。
フットブレーキかけっぱなしで走っていました。15キロくらい。
やまねこレンタカーさんスミマセン〜!!



由布島へは水牛車で渡ります。

















連れて行ってくれる彼はユウジロウ。13歳。あ、牛の方ですよ。
おじちゃんの三線に合わせ一緒に唄いながらの400メートル。のんびり時間が流れます。



島に着いてまず目にするのは水牛の池。
水牛達が出番を待っています。
本当に水に浸かって過ごしているんですね〜。





かつてはこの島にも学校があったそうな。
その跡地に立つと、当時のちびっ子達の声が勝手に聞こえてくるような気がします。



周囲2キロちょっとの
小さな島
全体が植物園


蝶々園では
触っても全く動じない、ゆったり舞う大きな蝶「オオゴマダラ」の、黄金のさなぎを見る事もできました☆

ちょうど閉園間近で、
再び水牛車で戻る我々の後を追うように
由布島のスタッフさんたちも西表島に戻ります。歩いて。
その様はまるでアルマゲドン!?



しかしやっぱりあの水牛車の上の時間が何とも印象深いですな〜
おいちゃんに作り方を教えてもらったジーマミ豆腐、やってみよう☆







八重山巡り 3日目 〜浦内川〜


石垣島より大きな面積でありながら、
島の90%がジャングル。ほぼ亜熱帯の原生林。

な、西表島。


まず向かうは【浦内川】。



マングローブ生い茂る川を遡上する遊覧船は、
そこそこな攻めの姿勢で若干暴走気味に蛇行疾走してくれます。
あれ操舵してんの楽しいだろうなぁ。


かつて(昭和初期の頃)はこの奥にも集落があったというから、その暮らしを想像すると、想像できません。




30分程のクルージングで終着ポイント。

「2時間後に迎えにきます〜。一本道なのでご自由にどうぞ!」
と、各々ご自由にトレッキング開始。



その道中では
まるで高級ボールペンのような
青く光り輝く「トカゲ」が
うようよと並走します。
最初はビックリしますが、
じき慣れます。

ところどころ大きな石で舗装されている部分もあり、
「どうやって運んだんだろ!?」と想像すると、想像できません。


マリユドゥの滝








カンピレーの滝














途中めっちゃ健脚のギャル二人に楽々抜かされ、我々の体力のなさを感じる。
というか、ごく普通の短パンで余裕で過ぎ去る彼女らは何者だろう!?



ここら辺りで再び迎えの船を待ちます


攻めの遊覧船で再び河口へ。
なかなかハードな道のりでしたわ。




ちなみに先ほどのギャル達は港からバスでここまで来たらしい。
街へ戻るバスの時間を係の人に問い合わせています。
1日4本のそのバスは次は2時間後らしい。
そんな会話が漏れ聞こえてきます。

「良かったらどうぞ」
と、我らが車に乗せて送ってあげるのが大人の対応と思いつつ、
事故って彼女らの命を奪ってもイカンと思い、
聞こえないフリして無視してしまいました^^;
申し訳ない!



さてさてそんなこんなで次は【由布島】へGO!










八重山巡り 3日目 〜イリオモテ島〜




晴れた!晴れてる!!

遠くには一昨日行った竹富島がひらべったくしっかり見えます。
こういう天気予報の外れ方は大歓迎。

ホテルチャイナシーに別れを告げ、

写真右の離島ターミナルから出発。
行き先は、西表島。



西表島。イリオモテ島。
こちらでは「西」を「イリ」と読むそうな。
そして「東」は「アガリ」。
そうです。太陽が東から上がり、西の水平線へ入るからです。




西表島へ向かう高速船の中は、
観光というよりは仕事や作業の雰囲気の方々多く、生活感溢れる空気。

40分程で着いた港、【上原港】は石垣島とは全然違う。
観光地感はほとんどありません。
船から降りた人々はすぐに散り去り、あたりは閑散。




まずは再びのレンタカー。
西表島こそ車がなければほぼほぼ何もできません。

本日お世話になるのは
【NISSAN モコ】
よろしくお願いします。

のっけからサイドブレーキが見つからず、出発までに時間がかかります。
足下にもあるもんなんですね〜

では行って参ります!






2013年5月14日火曜日

八重山巡り 2日目 〜まーさん道〜

今夜の食事は宿の近くの

【そば処 まーさん道】

そば処って言っても関東で言う「ラーメン屋」ってとこでしょうか。

観光客相手というよりは地元な雰囲気。
入り立てであろうバイトの女の子があたふたとしています。

太もずく、ゴーヤチャンプルー、ソーキ煮込み、三枚肉、石垣牛のサイコロステーキ、、
今宵も定番の沖縄攻め。

どれもかなり美味し!

昨日のようにワイワイもいいけど、今日のようにまったり腰を落ち着けるのも良い。

そば処なのに肝心のそばを食べる前にお腹いっぱいになってしまいました。

次回はそばを食べにまた是非来よう。

気に入りました!まーさん道!自信を持ってオススメです。






お腹いっぱいと言いながら、
部屋に戻り

海ぶどうで再び乾杯。








八重山巡り 2日目 〜ミッション〜

石垣二日目。
・・・雲立ちこめるも雨ではない。
本日の最高気温28度。降水確率40%。
(ちなみに東京は29度のピーカンとのこと。降水確率0%。ちくしょ〜)
今朝の週間予報にも相変わらず晴れマークなし。



そんな中、
本日は自分にとっては人生最大と言っても過言ではない一大ミッションに挑みます。


ドライブ。


19歳のとき免許取って以来、全然乗ったことない。
私、何を隠そう20年越しのペーパードライバーなのです^m^
ちなみに嫁っ子さんも車の免許はありません。
車超怖ぇ。道路超怖ぇ。

レンタカー屋でありったけの保険に入って借りた
記念すべき車は、
ワインレッドの マツダ 【デミオ】!

このダサイ姿を見よ!まさに【ダメオ】です!

今日一日どうぞどうぞよろしくお願いします。


それはもーそれはそれはおそるおそる出発。
100均で用意して持参しておいた初心者マークを車につけます^^;
そしてこれがこの後の僕の心の支えとなりました。

バックミラーに車が写るたびに車を脇に寄せ、抜かしてもらいながら島を北へ。

2013年、5月14日。
この日、石垣島で一番遅い車。それはきっと私です。



最北端の平久保崎でひとやすみ♪
「南の島の最北端」
って、あんまりアリガタミないっちゃぁない上に
天気もあれですから景色もまぁ別に。。
が!ここまで約50キロ。
無事に来れたということが何よりも大事なのです!




車に慣れぬ緊張感をバリバリ保ったまま、
島を一周する道の途中にポツンとあるカフェ&レストラン【Bellver】でランチ♪



海を臨むカウンター席が最高!
と、そこかしこの情報で見聞きしていたのでもちろんそこに座る。
でもすぐに雨もぽつりぽつりとなるわけです。
やっぱり屋根の下へ。。

【石垣牛】のハンバーグを頂きます。
でも運転の緊張と明日の宿も決めなきゃという気分でおなかいっぱい^^;
ちなみに明日の宿は西表島の民宿に決定。

そう。この旅、今後の予定決めてないんですよね〜。



「後ろの初心者マークが落ちてる!付け直さねばっ!初心者アピールをせねばっ」
「前の車ゆっくりでいいなぁ♪  ・・イカン!曲がってしまった!」
「ヤバい!後ろに車が迫って来た!」


などなどしながら【川平湾】にも到着。


日本百景にも選ばれている絶景ポイント。
ちょうどこのタイミングで晴れ間も☆
天が味方につき始めたか!?
太陽までもう少し。

修学旅行らしき女子中学生が
「先生、このナマコ食べていい?食べていい??」
と水辺で拾ったナマコを手に叫んでいます。

足下には小さなヤドカリもたくさんおりました。



そんなこんなで無事島を一周。
初ガソリンスタンドでは給油口の開け方が分からずあたふたともなりましたが、
レンタカーも無事返却っ^^/


あ〜無事で良かった
この開放感をどう表現いたしましょう。


打ち上げをせねば。
オリオンビールを飲まねば。


川平湾。予定のイメージはこんなんだったんですが^^;









2013年5月13日月曜日

八重山巡り 1日目 〜初めての夜〜

夜だ!
太陽沈めば天気など関係ない!

さっそく石垣の街に繰り出します。

思った以上に小さな街なんですね〜
「730交差点」とかもっとギンギンにワイワイな雰囲気かと思ったら、
そこそこコジンマリしていました。





明日からの晴れを信じ、麦わら帽も購入。


いかにも沖縄っぽい店に入りたいけど、
あんまりノリが濃そうなとこは疲れるから今日は止めとこうかなぁと思いつつ、
とってもノリ良く声をかけてくれた店に入る。 「三線のライブもやってるよ〜!」
【一魚一会】 
あ、これガイドブックにも載ってたとこだ。

でも入ったら我々が一組目でした。がらーん。

「お客さん少ないからやっぱ三線ライブやらないかも」
と、座ったとたんに言われるも、
美味しいものが食べれればそれでよろしい!


まずはオリオンビールに海ぶどうを頂きましょうか!
今朝採ったばかりのシャコ貝も選んで刺身にしてもらいます♪
グルクンの唐揚げ、ラフティ、ジーマミ豆腐、、
いかにもオンパレードで注文☆
この旅では5キロくらいは太ってもいいつもりでいます。帰ってから痩せりゃぁいい。
食べまくるぞ!



そのうちにお客さんも増え始め、
ライブも盛り上がり、
「セイ!セイ!イーヤーサーサー!」
と、僕も立ち上がってやっておりました♪

観光客が多いからか、
またはそういうものなのか、
店員の彼や三線奏者のマキさんらも
我々のテーブルにあたりまえのように座り込み、
泡盛飲みながらワイワイやりましたわ。


ふと一服をしに外に出ても、
そこにいる人たちと普通に話せてしまう。

旅のテンションですなぁ。

最終的にはお客さんたちともガッチリ握手して店を後にしました。

あー沖縄が始まった ^^/



宿に戻り、ベランダから空を見上げると、星が出ていました。
これはもしや明日は晴れるんではないか!?
静かぁ〜な港の夜景の中に、ギコギコとなんかの声だけ聞こえておりました。カエル??